アジア太平洋地域に関する優れた本の著者に贈られる「第35回アジア・太平洋賞」 (主催・毎日新聞社、一般社団法人アジア調査会、後援・外務省、文部科学省、経済産業省、協賛・SOMPOケア、日本生命保険、久永アンドカンパニー、公益財団法人渋沢栄一記念財団、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、三輝工業=大阪、助成・一般財団法人MRAハウス)の表彰式が2023年11月13日、東京都千代田区の出版クラブホール3階ホールAで、関係者約50人が出席して行われました。
大賞に選ばれた東島雅昌さん(東京大社会科学研究所准教授)、特別賞に選ばれたシナン・レヴェントさん(トルコ・アンカラ大言語歴史地理学部准教授)と中屋信彦さん(名古屋大大学院経済学研究科准教授)、選考委員会特別賞に選ばれた中山俊宏さん(慶応大総合政策学部教授)に、五百旗頭真・アジア調査会会長から記念の盾と賞金が贈られました。
ここから選考委員による受賞作の講評と受賞者の談話がご覧になれます。
アジア太平洋地域に関する優れた本を著した研究者らに贈られる第35回アジア・太平洋賞が決まりました。
<大賞>記念の盾と賞金200万円
東島雅昌氏(東京大社会科学研究所准教授)「民主主義を装う権威主義――世界化する選挙独裁とその論理」(千倉書房)
<特別賞>記念の盾と賞金各30万円
▽シナン・レヴェント氏(トルコ・アンカラ大言語歴史地理学部准教授)「石油とナショナリズム――中東資源外交と『戦後アジア主義』」(人文書院)
▽中屋信彦氏(名古屋大大学院経済学研究科准教授)「中国国有企業の政治経済学――改革と持続」(名古屋大学出版会)
<選考委員会特別賞>記念の盾と賞金30万円
▽中山俊宏氏(慶応大総合政策学部教授)「理念の国がきしむとき――オバマ・トランプ・バイデンとアメリカ」(千倉書房)
昨年5月に亡くなった中山氏については、選考委員会特別賞を設けて顕彰することにした。
主催 毎日新聞社、(社)アジア調査会/後援 外務省、文部科学省、経済産業省
協賛 SOMPOケア、日本生命保険、久永アンドカンパニー、渋沢栄一記念財団、
カルチュア・コンビニエンス・クラブ、三輝工業(大阪)
助成 MRAハウス
第35回アジア・太平洋賞の募集要項は次の通りです。
<対象>
過去1年間(2022年7月から今年7月)に日本国内外で発刊された研究者、実践者らによるアジア・太平洋地域の政治、経済、社会、文化などに関する日本語の著書。著者の年齢、国籍は問いません。
<賞>
大賞1点=賞金200万円と記念の盾▽特別賞数点=賞金30万円と記念の盾▽受賞図書の出版社に記念の盾
<応募先>
著作1冊を〒100―8051東京都千代田区一ツ橋1の1の1、毎日新聞社内、一般社団法人アジア調査会へお送りください。締め切りは7月10日。
<選考委員>
五百旗頭真・アジア調査会長=選考委員長、石井正文・前駐インドネシア大使、川島真・東京大大学院総合文化研究科教授、古城佳子・青山学院大学国際政治経済学部教授、待鳥聡史・京都大学公共政策大学院長、前田浩智・毎日新聞社主筆
<発表>
10月上旬、毎日新聞、アジア時報などで
主催 毎日新聞社、アジア調査会
後援 外務省、文部科学省、経済産業省
協賛 SOMPOケア、日本生命、久永アンドカンパニー、渋沢栄一記念財団、
カルチュア・コンビニエンス・クラブ、三輝工業(大阪)
助成 MRAハウス
<協賛> | SOMPOケア株式会社 | |
<協賛> | 日本生命保険相互会社 | |
<協賛> | 公益財団法人渋沢栄一記念財団 | |
<協賛> | カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 | |
<協賛> | 三輝工業株式会社(大阪) | |
一般財団法人MRAハウス | <助成> | 一般財団法人MRAハウス |