アジア・太平洋賞

アジア太平洋地域に関する優れた出版物の著者に贈られる「第２７回アジア・太平洋賞」（主催・毎日新聞社、アジア調査会、後援・外務省、文部科学省、経済産業省、特別協賛・スルガ銀行、協賛・日本生命、三菱商事、協力・全日本空輸）の表彰式が平成27年11月11日、東京都千代田区のパレスサイドビルで行われました。

「対華二十一ヵ条要求とは何だったのか　第一次世界大戦と日中対立の原点」（名古屋大学出版会）で大賞を受賞した京都大学大学院法学研究科教授、奈良岡聰智氏に北村正任・アジア調査会会長から賞金２００万円が、また殿元清司・全日本空輸株式会社専務取締役執行役員から国際線航空券が手渡されました。

また、特別賞に選ばれた青山学院大学国際政治経済学部准教授、林載桓（イム・ジェファン）氏＝「人民解放と中国政治　文化大革命から鄧小平へ」（名古屋大学出版会）、韓国・世宗大学校国際学部教授、朴裕河（パク・ユハ）氏＝「帝国の慰安婦　植民地支配と記憶の闘い」（朝日新聞出版）、毎日新聞外信部副部長兼論説委員、澤田克己氏＝「韓国『反日』の真相」（文春新書）にそれぞれ賞金30万円が贈られましたが、朴裕河氏欠席のため、岡恵里さんが代理でうけとりました。（写真は荒牧万佐行氏）

大賞の受賞スピーチをする奈良岡聰智さん
前列左から澤田克己さん、奈良岡聰智さん、林載桓さん、岡恵里さん（朴裕河さん代理）。後列左から常田照雄・毎日新聞ＨＤ専務▽伊藤芳明・毎日新聞社専務取締役主筆▽小林建司・三菱商事広報部長▽殿元清司・全日本空輸専務取締役執行役員▽児島一裕・日本生命取締役常務執行役員▽朝比奈豊・毎日新聞社代表取締役社長▽岡野光喜・スルガ銀行代表取締役社長▽北村正任・アジア調査会会長▽田中明彦・東京大学東洋文化研究所教授▽渡辺利夫・拓殖大学総長

「第２７回アジア・太平洋賞」決定

大賞に奈良岡聰智氏の「対華二十一ヵ条要求とは何だったのか」
　アジア・太平洋地域に関する優れた本を著した研究者らに贈られる今年の第27回アジア・太平洋賞が次のように決まりました。

<大賞>記念の盾と賞金２００万円、副賞ＡＮＡ国際線航空券
▽京都大学大学院法学研究科教授　奈良岡聰智（ならおか・そうち）氏
　「対華二十一ヵ条要求とは何だったのか　第一次世界大戦と日中対立の原点」（名古屋大学出版会）

<特別賞>記念の盾と賞金　各３０万円
▽青山学院大学国際政治経済学部准教授　林載桓（イム・ジェファン）氏
　「人民解放軍と中国政治　文化大革命から鄧小平へ」（名古屋大学出版会）
▽韓国・世宗大学校日本文学科教授　朴裕河（パク・ユハ）氏
　「帝国の慰安婦　植民地支配と記憶の闘い」（朝日新聞出版）
▽毎日新聞外信部副部長兼論説委員　澤田克己（さわだ・かつみ）氏
　「韓国『反日』の真相」（文春新書）

表彰式は11月11日（水）午後５時～、東京都千代田区一ツ橋１－１－１、パレスサイドビルディング９Ｆのレストラン・アラスカで行われます。
　主　　催　　毎日新聞社、一般社団法人アジア調査会
　後　　援　　外務省、文部科学省、経済産業省
　特別協賛　　スルガ銀行
　協　　賛　　日本生命、三菱商事
　協　　力　　全日本空輸（ＡＮＡ）