アジア太平洋地域に関する優れた出版物の著者に贈られる「第26回アジア・太平洋賞」(主催・毎日新聞社、アジア調査会、後援・外務省、文部科学省、経済産業省、特別協賛・スルガ銀行、協賛・日本生命、三菱商事、協力・ANA)の表彰式が平成26年11月11日、東京都千代田区のパレスサイドビルで行われました。
「中国再考 その領域・民族・文化」(岩波書店)で大賞を受賞した復旦大学文史研究院院長、葛兆光(かつ・ちょうこう)氏に栗山尚一・アジア調査会会長から賞金200万円が、また福田哲郎・ANA取締役から国際線航空券が手渡されました。
また、特別賞に選ばれた歴史家、タンミンウー氏=「ビルマ・ハイウェイ 中国とインドをつなぐ十字路」(白水社)=と早稲田大学社会科学総合学術院教授、古賀勝次郎氏=「鑑の近代 『法の支配』をめぐる日本と中国」(春秋社)にそれぞれ賞金30万円が贈られましたが、タンミンウー氏欠席のため、同書を翻訳した秋元由紀さんが代理でうけとりました。
アジア・太平洋地域に関する優れた本を著した研究者らに贈られる今年の第26回アジア・太平洋賞が次のように決まりました。
<大賞>記念の盾と賞金200万円、副賞ANA国際線航空券
▽復旦大学研究院院長 葛兆光(かつ・ちょうこう)氏
『中国再考 その領域・民族・文化』 (岩波書店)
<特別賞>記念の盾と賞金 各30万円
▽歴史家 タンミンウー氏
『ビルマ・ハイウェイ 中国とインドをつなぐ十字路』 (白水社)
▽早稲田大学社会科学総合学術院教授 古賀勝次郎(こが・かつじろう)氏
『鑑の近代 「法の支配」をめぐる日本と中国』 (春秋社)
表彰式は11月11日(火)午後5時~、東京都千代田区一ツ橋1-1-1、パレスサイドビルディング9Fのレストラン・アラスカで行われます。
主 催 毎日新聞社、一般社団法人アジア調査会
後 援 外務省、文部科学省、経済産業省
特別協賛 スルガ銀行
協 賛 日本生命、三菱商事
協 力 全日本空輸(ANA)