アジア・太平洋地域に関する優れた出版物の著者に贈られる「第31回アジア・太平洋賞」(主催・毎日新聞社、アジア調査会、後援・外務省、文部科学省、経済産業省、協賛・大正製薬、日本生命、クリプトン、久永アンドカンパニー、渋沢栄一記念財団、MRAハウス、三輝工業=大阪、協力・全日本空輸)の表彰式が11月13日午後5時、東京都千代田区のパレスサイドビル9階レストランアラスカで開催されました。
今回の大賞には、朝鮮半島分断の原因を実証的に解き明かした慶應義塾大学名誉教授、小此木政夫氏の「朝鮮分断の起源 独立と統一の相克」(慶應義塾大学法学研究会)が選ばれ、五百旗頭真・アジア調査会長から記念の盾と賞金200万円、國分裕之・全日本空輸取締役常務執行役員から国際線航空券が贈られました。
また、特別賞に選ばれた麗澤大学外国語学部教授、清水麗氏=「台湾外交の形成 日華断交と中華民国からの転換」(名古屋大学出版会)▽法政大学法学部教授、高橋和宏氏=「ドル防衛と日米関係 高度成長期日本の経済外交1959~1969年」(千倉書房)▽ジェトロ・アジア経済研究所上席主任調査研究員、猪俣哲史氏=「グローバル・バリューチェーン 新・南北問題へのまなざし」(日本経済新聞出版社)――に記念の盾と賞金30万円が贈られました。
このほか、受賞作を出版した4出版社に対し、記念の盾が贈られました。
五百旗頭会長のあいさつ、表彰式に続き、受賞者スピーチが行われ、大賞を受賞した小此木氏をはじめとする4氏が受賞作執筆の経緯や今後の活動などについて話しました。続いて、協賛社の上原明・大正製薬ホールディングス代表取締役社長▽國分裕之・全日本空輸取締役常務執行役員▽塩村仁・久永アンドカンパニー代表取締役社長▽毛原清・一般財団法人MRAハウス専務理事――の4氏があいさつ。その後、受賞者、協賛・協力社幹部、招待者らが歓談しました。
大賞、特別賞計4作品は昨年7月から1年間に日本語で出版されたアジア・太平洋地域の政治、経済、社会、文化などに関する87点の応募作品から選ばれました。アジア・太平洋賞は1989年、社団法人アジア調査会(毎日新聞社内)の創立25周年を記念し創設されました。
第31回アジア・太平洋賞は、このほど開かれた選考委員会で、大賞1点、特別賞3点が次の通り決まりました
【大賞】記念の盾と賞金200万円、国際航空券
■「朝鮮分断の起源 独立と統一の相克」(慶應義塾大学法学研究会)
小此木政夫(おこのぎ・まさお)氏(慶應義塾大学名誉教授)
【特別賞】記念の盾と賞金各30万円
■「台湾外交の形成 日華断交と中華民国からの転換」(名古屋大学出版会)
清水麗(しみず・うらら)氏(麗澤大学外国語学部教授)
■「ドル防衛と日米関係 高度成長期日本の経済外交 1959~1969年」(千倉書房)
高橋和宏(たかはし・かずひろ)氏(法政大学法学部教授)
■「グローバル・バリューチェーン 新・南北問題へのまなざし」(日本経済新聞出版社)
猪俣哲史(いのまた・さとし)氏(ジェトロ・アジア経済研究所上席主任調査研究員)
*このほか、受賞作の出版社に記念の盾が贈られます。
アジア・太平洋賞の選考委員は次の各氏です。
五百旗頭真・アジア調査会長/田中明彦・政策研究大学院大学長/白石隆・熊本県立大学理事長/高原明生・東京大学公共政策大学院長/小松浩・毎日新聞社主筆
主催、後援、協賛、協力社・団体は次の通りです。
主 催
毎日新聞社、一般社団法人アジア調査会
後 援
外務省、文部科学省、経済産業省
協 賛
大正製薬
日本生命
クリプトン
久永アンドカンパニー
公益財団法人 渋沢栄一記念財団
一般財団法人 MRAハウス
三輝工業(大阪)
協 力
全日本空輸(ANA)
表彰式は2019年11月13日(水)午後5時、東京都千代田区一ツ橋、パレスサイドビル9階「レストラン アラスカ」で行われました。
(注)「アジア・太平洋賞」は、過去1年間(2018年7月1日~2019年7月上旬)に日本語で発刊されたアジア・太平洋地域に関する優れた本を著した研究者、実践者、ジャーナリストらに贈られます。
<協賛> | 大正製薬株式会社 | |
<協賛> | 日本生命保険相互会社 | |
<協賛> | 株式会社クリプトン | |
<協賛> | 公益財団法人渋沢栄一記念財団 | |
一般財団法人MRAハウス | <協賛> | 一般財団法人MRAハウス |
<協賛> | 三輝工業株式会社(大阪) | |
<協力> | 全日本空輸(ANA)株式会社 |